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2013年2月17日 (日)

お疲れ様でした

この冬を越してくれるかな・・・と、思ってはいたのです。
とうとう、訃報が届いてしまいました。

Ezoshika179 初めてあった年の冬。

見事な角を見せてくださった、エゾシカの治夫さん。

このとき、もう12歳におなりでした。

 

道外からの観光客はともかく、道内の多くの人間にとって、ちょっと郊外へ行けば、割と容易く見られる動物となったエゾシカ。
そのせいか、エゾシカなんて何処でも見られるよ・・・と、彼らの側を通り過ぎていく客も、決して少なく無いのですが。

Ezoshika180 翌年、袋角のころにぶつけたらしくて、ちょっといびつになってしまった治夫さんの角。

でも、立派な角と立派な体躯で、治夫さんの名前を一番最初に覚えたのです♪

そうして、少しずつ、少しずつ、見分けが付くようになってきたエゾシカファミリーの面々。

初夏に生まれる愛らしい仔ジカたち。
男の子は、翌年から角が生え始めて、年々大きくなっていく様子も見ることができました。
治夫父さんと角突き合いをしていた息子もいました。

Ezoshika181 お若い頃のことは分かりませんが、自分が会った時には、既に、ご婦人方への気遣いを忘れなかった治夫さん。

治夫さんの回りに、奥様方や子ども達が集まっている場面を見かけることもたくさんありました。

奥様方や子ども達から、毛繕いされていたこともありましたね。

もう、ご高齢ということで、丁度一年ほど前・・・若い息子にその座を明け渡してもなお、ご婦人方は、治夫さんの周囲に集まっていましたね。

Ezoshika182 枝角が、何故か後ろ方向に向かって生えてきていた晩年。

それでも、背中を掻くときは便利そうでした(笑)

この角が落ちる春先、まるで別人(鹿)のように優しそうなお顔になるのを見るのが楽しみでした。

今、エゾシカの森で、ご婦人達や子ども達に声を掛けたりしていますけれど。

・・・個体を識別することも
・・・個体間のやりとりをみることも
・・・個体の成長を見ることも

そのどれもが、全部、立派な角を頂く一頭のオスジカの存在から始まったのです。

あの角、すごいな!
冬毛の時、首、太くなってる?
毛の生え替わり、極端だね!
あれ?耳掃除してもらってる?

治夫さんを見ているウチに、エゾシカに対する興味は深くなっていったのです。

Ezoshika183 エゾシカの森の裏マスで、お一人だけ別になっていらした治夫さん。

この日、チラリと見上げてくれたのが、お顔を見せていただいた最後となりました。

この翌週には、うつむいたままで、背中しか見せてもらえませんでした。
後で・・・この日から、自力で立てなくなったと、聞きました。

治夫さん、本当にお疲れ様でした。

治夫さんの血は、マカロニがしっかり受け継いでくれました・・・今一つ、不安要素も多い息子ではありますが(笑)・・・。
オスジカとしての、マカロニの成長と、孫達の繁栄を見守ってやってくださいね。

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コメント

こんばんわ、Rayさん。治夫さんについては全く同感ですが、マカロニについては、今十個くらい私は不安でなりません(笑)マカロニが行くところシカ女子達は居なくなります。角もお顔もまともなのにやることなすこと真ともじゃない。いつになったら図体と中身の釣り合いがとれるようになるやら・・・・。(笑)

投稿: スヌーピー | 2013年2月18日 (月) 23:54

確かに、マカロニくんには、まだまだ心配させられそうですね(笑)
でもまぁ、彼もまだ若いですから。
昨年まで、父さんに頭を押さえられていて、ようやく父さんを追い落としたばかりですから、張り切りすぎて空回りしているだけかも。
案外、治夫さんだって、お若かりし頃は、こんな風だったかも!?

投稿: Ray | 2013年2月20日 (水) 00:07

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